ブロッコリーは機能性として抗酸化作用があり、ビタミンC・カロチン・カルシウム・鉄分・食物繊維など栄養素が豊富な健康野菜!!
POINT
1生育適温は 20℃前後と冷涼な気候を好む
POINT
2耐暑性・耐寒性は割合あるが、5℃以下の低温や 25℃以上の高温が続くと生育が遅延する
POINT
3花蕾の生育適温は 15℃~18℃程度、低温によって花芽を形成する(花芽分化)
POINT
4低温に感応する生育段階と程度は品種によって異なる
POINT
5適性土壌pHは 5.5~6.5 で土壌は余り選ばないが、有機質に富み、保水力があり、排水の良い圃場を好む
POINT
6微量要素欠乏(ホウ素欠乏)が発生し易いので充分に注意する(ホウ素欠乏が発生するとカルシウムの吸収は著しく低下する)
POINT
7芯腐れ・空洞化の対策や鮮度保持にカルシウム(カルゲン)は有効な成分
チッソ N |
リン酸 P₂O₅ |
カリ K₂O |
カルシウム Ca |
マグネシウム Mg |
---|---|---|---|---|
6.4 | 3.7 | 9.5 | 3.4 | 1.0 |
施用方法 | 施用量 | 備考 | |
---|---|---|---|
元肥 | 全面土壌混和 | 2~4袋/10a | 定植前(他の肥料と同時施用) |
追肥1 | 畝間に施用 | 2袋/10a | 定植後 30 日頃(土寄せ時) |
追肥2 | 葉面散布 (ネオカル水和剤又は カルゲンβ液剤) |
100~150ℓ/10a | 1,000 倍液を 2~3 回散布 農薬と混用可能 (銅剤・アルカリ剤を除く) |
カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた石膏(農業用石膏)を主原料に製造したカルシウム特殊肥料です。 土壌のpHを上昇させずに連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の増殖を促進します。 カルゲンは、石灰類(炭酸カルシウム)に比べて約170倍水に溶けやすく、水溶性のカルシウム肥料として作物に吸収されやすい特性があり、作物の健全な成長に必要なカルシウムを補給するために最適です。特に窒素過剰による生育障害を軽減する拮抗作用も示します。