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カルゲン活用例(ニンジン)

ニンジンの品質向上・鮮度保持にカルシウム強化栽培!

ニンジンはβ-カロチンの含有量が他の野菜類と比較して最も多く、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンⅭも豊富で、カリウム、カルシウム、食物繊維などの栄養成分を含んだ健康野菜です!!

ニンジン栽培の特長

POINT

1

栽培適性の土壌pHは 6.0~6.5(pHが 5.3 以下になると生育が低下する)

POINT

2

土質は耕土が深く、通気性・排水性のよい砂質・火山性土壌を好むが、腐食が富んだ土壌では着色が良くなるので泥炭地でも良品の収穫が可能

POINT

3

生育適温は暑さにも耐えるが、18℃~21℃と比較的冷涼な気候を好む

POINT

4

生育の途中で根の先端が障害にあたると又根になり易いので、畝を作る際には石やゴミ又は草や前作の残差や土の塊などを取り除いておく

POINT

5

ニンジンの葉部と根部に多量のカルシウムを吸収されており、欠乏すると根部の表面がくぼみ腐敗(キャビティスポット)するのでカルシウムを充分に与えておく

養分吸収量(収穫1トン当たり)㎏

チッソ
N
リン酸
P₂O₅
カリ
K₂O
カルシウム
Ca
マグネシウム
Mg
4.1 2.4 14.0 8.1 1.1

カルゲン施用量(当社推奨基準)

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  施用方法 施用量 備考
元肥 全面土壌混和 2~4袋/10a 定植前(他の肥料と同時施用)
追肥1 畝間に施用 2袋/10a 畝間に施用
追肥2 葉面散布
(ネオカル水和剤又は カルゲンβ液剤)
100~150ℓ/10a 1,000 倍液を 2~3 回散布
農薬と混用可能
(銅剤・アルカリ剤を除く)

注意事項

  • 上記の施用量は標準です。土壌診断を基準に施用量を増減してください。
  • 酸性土壌の場合は石灰類等を加用してください。
  • 詳しくは、お近くの販売店または営農指導員の方へお尋ねください。

カルゲン栽培に関することやカルゲン製品はこちらでご案内しています。

サンプル

カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた石膏(農業用石膏)を主原料に製造したカルシウム特殊肥料です。 土壌のpHを上昇させずに連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の増殖を促進します。 カルゲンは、石灰類(炭酸カルシウム)に比べて約170倍水に溶けやすく、水溶性のカルシウム肥料として作物に吸収されやすい特性があり、作物の健全な成長に必要なカルシウムを補給するために最適です。特に窒素過剰による生育障害を軽減する拮抗作用も示します。