アラビア半島が原産とされ、日本でも古くから栽培されている果物です。
果実には、カルシウム、マグネシウムが多く含まれています。水溶性の食物繊維も豊富に含まれている栄養価の高い果物です。生食だけでなくドライフルーツやジャムとしても活用されています
POINT
1イチジクの根は浅根で、排水性・耐水性に弱いので土壌水分が多いと湿害を受けやすい
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2極度に乾燥しない土壌を好むので、水分管理の良否はイチジク栽培上で重要なポイントとなる
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3寒さにも弱く、温度が不足すると果実は成熟しない
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4土壌の適正pHは 6.0~7.0 位
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5肥料の吸収力は強く、特に生育中期から後期(糖熟)にかけてはカルシウムの要求量は更に大きくなる
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6カルシウムの効果で品質や食味(糖度)が向上して、鮮度保持に期待が持てる
施用方法 | 施用量 | 備考 | |
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元肥 | 土壌施用 | 2~3袋/10a | 落葉直後 12 月~2 月頃まで |
追肥1 | 土壌施用 | 2~3袋/10a | 夏肥 6月~8月頃まで |
追肥2 | 土壌施用 | 2~3袋/10a | 秋肥 9月~10月頃まで |
カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた石膏(農業用石膏)を主原料に製造したカルシウム特殊肥料です。 土壌のpHを上昇させずに連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の増殖を促進します。 カルゲンは、石灰類(炭酸カルシウム)に比べて約170倍水に溶けやすく、水溶性のカルシウム肥料として作物に吸収されやすい特性があり、作物の健全な成長に必要なカルシウムを補給するために最適です。特に窒素過剰による生育障害を軽減する拮抗作用も示します。