メロンは 90%以上が水分であることから低カロリーとなっていますが、高血圧を予防するカリウムや健康や美容に効能があるビタミン類を多く含み、赤肉系品種にはカロチンが多く含まれた機能性豊かな果菜です!!
POINT
1栽培適性の土壌pHは 6.0~6.5 の弱酸性
POINT
2土壌の適応性は広いが有機質に富み、保水力があり、排水が良く、耕土の深い圃場を好む
POINT
3根は酸素供給量がたかく、浅根である
POINT
4生育の適温は 22℃~30℃で、地温は品種格差があるが最低 16℃
POINT
5カルシウムは生育初期から窒素やカリと同等に必要な成分だが、果実肥大期からネット形成期にかけて要求量は更に増加する
POINT
6カルシウムは果実内に存在する割合は 10%と低いが、糖を生産する器官(葉)の構成と機能の維持に関与している
POINT
7メロン栽培において、品種改良などもありカルシウム欠乏の発生は比較的少ないが、高糖度の新品種が増えていますので栄養素としてのカルシウムを見直す必要がある
チッソ N |
リン酸 P₂O₅ |
カリ K₂O |
カルシウム Ca |
マグネシウム Mg |
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2.6 | 1.0 | 4.2 | 3.0 | 0.3 |
施用方法 | 施用量 | 備考 | |
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元肥 | 全面土壌混和 | 3~4袋/10a | 定植前(他の肥料と同時施用) |
追肥2 | 土壌灌水・葉面散布 (ネオカル水和剤又は カルゲンβ液剤) |
100~150ℓ/10a 1,000 倍液 |
生育状況を確認しながら! 農薬と混用可能 (銅剤・アルカリ剤を除く) |
カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた石膏(農業用石膏)を主原料に製造したカルシウム特殊肥料です。 土壌のpHを上昇させずに連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の増殖を促進します。 カルゲンは、石灰類(炭酸カルシウム)に比べて約170倍水に溶けやすく、水溶性のカルシウム肥料として作物に吸収されやすい特性があり、作物の健全な成長に必要なカルシウムを補給するために最適です。特に窒素過剰による生育障害を軽減する拮抗作用も示します。