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カルゲン活用例(スイカ)

スイカの 品質向上・鮮度保持にカルシウム強化栽培!

赤肉系にはβカロテン(抗発ガン作用)とリコピン(活性酸素の減少作用)、黄肉系にはキサントフィル(脂肪燃焼効果)が豊富に含まれている。
果肉と種子にはカリウムが多く含まれ、疲労回復や利尿作用があり、夏の暑さで衰えた身体に優しく、夏バテに効果がある果菜です!!

スイカ栽培の特長

POINT

1

栽培適性の土壌pHは 6.0~6.5 の弱酸性

POINT

2

土壌の酸性に対しては強い傾向にあるが、つる割れ病が発生する恐れがあるので注意する

POINT

3

つる割れ病が発生する圃場では抵抗性のある接ぎ木(台木)をおこなう

POINT

4

スイカの根は極めて強大で乾燥には強いが多湿に弱いので排水の良い土壌を好む

POINT

5

霜に弱い高温性の果菜ということで生育の適温は 25℃~30℃

POINT

6

スイカは乾燥には強いが、あまりにも乾燥すると根が傷み、カルシウムの吸収が阻害されるので適度の水分状態を保ち、カルシウムを充分に与える

POINT

7

カルシウムが欠乏すると葉の色が退色して壊死状態になり、生長点付近の新葉が小さく変形して新芽の形成が抑制され、果実においては表皮が柔らかくなり、果肉もスポンジのようにスカスカになる

養分吸収量(収穫1トン当たり)㎏

チッソ
N
リン酸
P₂O₅
カリ
K₂O
カルシウム
Ca
マグネシウム
Mg
2.1 0.6 4.3 4.1 1.2

カルゲン施用量(当社推奨基準)

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  施用方法 施用量 備考
元肥 全面土壌混和 3~4袋/10a 定植前(他の肥料と同時施用)
追肥2 土壌灌水・葉面散布
(ネオカル水和剤又は カルゲンβ液剤)
100~150ℓ/10a
1,000 倍液
生育状況を確認しながら!
農薬と混用可能
(銅剤・アルカリ剤を除く)

注意事項

  • 上記の施用量は標準です。土壌診断を基準に施用量を増減してください。
  • 酸性土壌の場合は石灰類等を加用してください。
  • 詳しくは、お近くの販売店または営農指導員の方へお尋ねください。

カルゲン栽培に関することやカルゲン製品はこちらでご案内しています。

サンプル

カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた石膏(農業用石膏)を主原料に製造したカルシウム特殊肥料です。 土壌のpHを上昇させずに連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の増殖を促進します。 カルゲンは、石灰類(炭酸カルシウム)に比べて約170倍水に溶けやすく、水溶性のカルシウム肥料として作物に吸収されやすい特性があり、作物の健全な成長に必要なカルシウムを補給するために最適です。特に窒素過剰による生育障害を軽減する拮抗作用も示します。